こんにちは、ビストロちゅら(BISTRO CHURA)のスタッフです。
前回書いた記事ではマリアージュについて紹介しました。
ワインと料理のことだけでなく、ファッションや芸術分野でも使用される相性を示す言葉ということを知っていただけたかと思います。
今回はビストロちゅらで提供している「沖縄料理とナチュラルワインのマリアージュ」について、なぜ相性抜群なのか色々な観点から紹介します。
今回紹介するのは沖縄料理の歴史や思想、食文化についてです。
沖縄料理の歴史と文化
沖縄はかつて琉球王国として独自の文化と歴史を育んできました。
そのため中国や東南アジア、日本との交易が盛んであったため、その食文化は多様な影響を受けています。
特に沖縄の食文化に深く根付いている「医食同源」や「ヌチグスイ」は、沖縄料理とは切っては切り離せない関係にあります。
日々の食事で病気を予防・治療するという考えの医食同源
医食同源とは、中国医学の「薬食同源」や「食療」といった思想がベースになって生まれた概念です。
「薬も食も同じ源であり、日々の食事で病気を予防・治療しましょう」
という考え方を伝えるために生まれた言葉で、日本で生まれた造語になります。
そして「食べ物には命を支え、健康を保つ力がある」という考え方を表すのが「ヌチグスイ」になります。
どちらも同じような意味に捉えられますが、
- 医食同源は病気を予防・治療するために、栄養成分や健康増進にどのように効果的かの視点でみる考え方です。
- ヌチグスイは「命の薬」という意味で、主に沖縄でとれる地元の食材のことを指しており、ゴーヤや豚肉、もずくなどを指しています。
このように沖縄の食文化は食から健康になる、体に良いものを食べるといったことを大切にしており、その文化が沖縄料理に色濃く反映されています。
そのためヌチグスイを使用した沖縄料理は無添加、無農薬のものが多く体にもよいと言われています。
このような点において、沖縄料理とナチュラルワインは親和性が高く、相性もとてもよいと言われています。
ビストロちゅらのメニューも沖縄のヌチグスイを活かしたものを提供しているので、沖縄の食文化から沖縄の食材まで堪能することができます。
今回は沖縄料理の食文化から歴史、思想までその特徴を紹介しました。
沖縄料理の食文化や思想がナチュラルワインとの親和性が高いため、相性もよいとわかったのではないでしょうか。
次回はナチュラルワインの観点から沖縄料理とナチュラルワインマリアージュについて紹介します。
ビストロちゅらで提供している沖縄料理とナチュラルワインのマリアージュは以前の記事でも紹介しているので併せてご覧ください!
ナチュラルワインが飲めるビストロちゅらでご来店お待ちしております!
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